夢作家

夢で、Qちゃんこと高橋尚子さんとお互いに好意を持っていることを確認し合った。それは、いわゆる男女のそれとは違うということであった。これと前後して、昔の同級生トモコちゃんとも確認しあった。こちらは男女のそれである。その表出としての接吻もあった。お決まりの結末として、その直後に私は覚醒した。現実の自分には、あまりにも多くのものが付随、連動しており、とても重苦しいように感じた。このような感覚は生まれて初めてのような気がする。

つい最近は仕事の関係で自転車に乗ることが増えた。先日何気なく子供の頃の自転車のことを思い出した。その時には意識しなかったが、私はその自転車で帰宅中に遠回りしてでも必ずトモコちゃんの家の前を通ることにしていた。夢というものは、私とは別人格の夢作家が制作していると考えている。使いかけのノートやパソコンのように夢作家が私の脳を借用したのだろう。

夢のトモコちゃんは20代そこそこのように思えた。とても美しかった。熟女指向の私自身と夢作家が別人であることがこれでわかる。

トモコちゃんは仮名という訳でもないが周りからそのようには呼ばれていなかった。