世界を沸かせる熟女

英国のオーディション番組に出て来たスーザン・ボイルという地味な女性の歌がとても上手く、会場が騒然となる様子の動画がネット上で話題になっている。NHK夜7時のニュースで紹介されるのだから、これはそうとうなものだ。

彼女の生活は恵まれたものではなく、教会で歌うことを心の支えにしてきたということらしい。「〇〇駆け込み寺」という言い方をよくするが、神社、寺や教会は昔から人間を支えたり救ったりする存在だった。これらを否定する人がたまにいるが、多様化する社会で何かがその代役を務めているところでそのような主張をされても共感できない。神社仏閣や教会の代役が機能不全だったり、そもそも代役にはなり切れないところに社会病理の原因があるようにも思う。

※明日に続きます。