ウルトラ博覧会

六本木で開催されているウルトラ博覧会に行ってきた。眩暈がするような膨大な資料が展示されていた。消化不良気味なので同行してくれたマイミクさんと期間中に再訪したいほどだ。1960年代末から1970年代という時代の熱気が伝わってくる。みなさんにも自信をもってお奨めする。

当日にはウルトラQウルトラマンウルトラセブンの主要キャストが勢揃いしたトークショーもあった。短い時間の中で、それぞれの人柄がうかがわれる内容の濃いイベントだった。アンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さんの変わらない美しさが印象に残った。

後半では最終回を迎えたばかりのウルトラセブンXの出演者やセブンXも登場した。主演の与座重理久さんは「子供の頃から憧れていたヒーローを演じられて嬉しい。今日来てくれた子供たちに、夢は叶う、と信じて欲しい」と言った。晴れやかで堂々とした姿だった。この言葉は今の私には痛くて眩しかった。前日にはちょっとしたトラブルもあった。40年人間をやってきて、このような態度を妬んだり、冷笑を浴びせたりすることは、実に愚かなことだ、と悟るまでで精一杯だ、今のところ。

ありがとう、ウルトラの仲間たち。