東チモール

この日記で、平沼赳夫中川昭一は、実は隠れ左翼なのではないか、と疑ってきたが、15日の「真・保守政策研究会」の会合で中川は、「人権擁護法案治安維持法のようだ」と発言した。超党派の勉強会は政界再編につながる可能性もあると報道されている。隠れ左翼が結束して新しい政党を作ることは、実にわかりやすいことであり有権者としては、これを歓迎できる。

長い独立戦争の後にインドネシアから独立した東チモールで大統領や首相の暗殺未遂事件があり、治安が液状化している。これまでも日経新聞の国際面に散発的に本件に関する記事が掲載されていたが、今朝の朝刊には社説で取り上げられていた。

独立直後の同国へは自衛隊が派遣されていた。現地の歓迎振りを伝える映像のことを忘れることができない。自衛隊は復興支援で土木作業などに従事していたようだ。日本人の撮影班に気が付いた子供たちが、キラキラと目を輝かせて「コンニチハ、コンニチハ」と駆け寄って来るのだ。彼らは日本人を優しくて頼りになる兄貴分と慕ってくれているのだろう。私は1〜2ヶ月に一度、靖国神社を訪れるが、祀られている諸先輩方に、カンボジア東チモール自衛隊が活躍していること、日本製品が世界中で愛用されていることを報告するつもりで参拝している。「チャンコロ、チョン公がムカつきますねん」という気持ちを伝える為に参詣する者があっても英霊達は決して喜びはしないだろうと思う。正直なところ、靖国神社に通うようになる前の私にはそのような気持ちが微塵も無い訳ではなかった。