BLOG BLUESさんのこと

あるブログのコメント欄で、真面目な討論がなされていた。

http://chousayoku.blog100.fc2.com/blog-entry-248.html#comment1912

そうしたら、ハンドルネームblog bluesという人物が、

>ここのコメント欄はね、議論のための議論って印象を受ける。

と、投稿者全員を揶揄するようなことを言い出した。しかもそれは、blog
blues何某自身が、そこのブログ主の経歴について誤った憶測を吹聴したことを詫びるコメント内でのことだ。つくづく礼儀を知らない男である。私がその旨を咎めると、本筋とは関係ない部分について限定で言い返してきた。最近の私は、誰彼構わず喧嘩を吹っかけてばかりいるわけではない。何度読み返しても無礼極まりない書き込みに間違いなかったので指摘したまでである。これに対しblog
blues何某には、実質まともな弁明が何一つできなかった。

その本筋でない部分の言い訳も見苦しいものだ。彼は自分のブログでガードをかけていることや、恣意的なコメント削除を実施していることを自ら告白している。誰もが行っていることではないし、ブログサービス提供会社が勝手にやっていることでもない。明確に本人が自分の意思で関与している。「『フル』オープン」とは名ばかりで、羊頭狗肉だ。さすがに若干の自覚症状はあるらしく、彼は、ごく身内のブログ仲間から支持を受けていることを以って「フルオープン」詐称の罪状が相殺されるのだ、とも主張している。まるで、不祥事を認めた上で、その後の当選を以って「禊が済んだ」と言い出す代議士のようなロジックである。一種のカリカチュアのつもりなのか。呆れて物も言えない

討論のテーマは日本共産党に関するものだった。体制と反体制を考える時、日本共産党はかつて事実上、反体制のホームラン王だった。しかしながら、時は流れて、純粋混じりっ気なしの左翼の立場から考えたら、現在の日本共産党は、アンシャンレジームの一翼を担っていると言えるのではないか。実際、日本共産党はピュアな革命志向をスポイルする装置として結果的に有効に機能してきた。更に時が流れて、貧困問題が顕在化する中で、実力行使をも選択肢に含む、まるで先祖返りしたかのような新しい左翼勢力の潮流が生まれるに違いない、と以前から私は考えていた。くだんのコメント欄でも同様の指摘をする人がいた。右寄りの私でさえ気が付くのだから、左の人だってそう思うのだろうと考えると興味が尽きなかった。実に刺激を受ける討論だった。

そこへまかり出てきたblog bles何某。ブログ主に向かって「あんた党首になれば」とか「かっこいい選挙ポスターがどうのこうの」などと実にレベルの低いことを言い出した。私の他にも、そのことを婉曲に指摘する声があったが、当の本人は気付かない。挙句の果てに「あんた達みんな議論の為の議論、屋上屋」などと身の程を知らない捨て身の発言に打って出た。実にバカバカしい上に腹立たしくもある。

新しい左翼潮流を予見する観測に対し、日本共産党こそワン・アンド・オンリーと応じる人もいた。重い言葉だ。どちらか、または両方が本当に躍進してきたら、体を張ってでも断固阻止しなければならないと思うが、それらにかける人間の思いというものもまた、一定の尊重を受けなければならないと感じる。遊就館も、安重根記念館も、どちらが重くてどちらが軽いということはないだろう。

それらのやり取りに水を差し、ただ、自己のブログの宣伝の為に、ただただ、自己顕示欲を満たす為に「かっこいいポスター」の話をはじめるblog
blues何某の正気を疑う。ネタに使われただけの日本共産党も気の毒なものである。