自給自足社会

自給自足さんという方にマイミクシィの申請を頂いたので、喜んでお請けした。その名の通り、本当に自給自足の生活を実践している人だ。日記を読むと、景気の諸指標が実体経済を反映していないのではないか、と憂慮している。

私は紙幣を刷りまくるとか、国債を乱発する、というような不自然なテコ入れで景気を動かすには、世界の経済の規模が大きくなり過ぎたと考えている。麻生がダメだ、鳩山もダメだ、というように、政府に何がしかの手立てを期待するのは不毛だ。むしろ、経済活動から彼らの干渉を極力排除する方策を考えた方がよい。その意味で、自給自足は重要なキーワードになる。

人々の労働が価値を創造し、その集積が皆を豊かにしてきた。そこには実態がなければ豊かさを持続できない。自給自足さんが常に注目している食料には実需がある。これを幹にして、付随する産業の環境を整えるという方向へ進めば、経済が自転を始めるのではないだろうか。「次はどうする」「その次は」とあれこれ考える必要がない。麻生や鳩山はハンコでも押していればいい。

経済が自転するように産業構造が変わって落ち着くまでには、雇用が流動的になっていなければいけない。選挙のことばかり考えている人にはできないだろうが、派遣労働というものをもっと押し進めて一般化しなけばいけない。今の政府は右も左も逆のことをやっている。社会が硬直して経済が収縮しているから、弱いものが切られてしまう。正月さえ越せればそれでいいのか。

以前、自給自足さんが紹介されているテレビ番組を観た。自給自足さんは何やら絵を描いて、出演者に自給自足社会の構造を説明していたが、画面にはよく映らなかった。残念なことである。喜多郎というシンセサイザー奏者の使う楽譜には音符が存在せず、太陽や星の絵が描いてあったことを思い出した。今後も自給自足さんの日記に注目しよう。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1460675423&owner_id=3097180

勝誠二ウクレレコンサート

町田のライブハウスへ勝誠二さんのウクレレコンサートを観に行った。子供ばんどのステージ以来のことなので、二十数年振りに勝さんの生演奏に接することになる。町田には、初めてやって来た。

時間調整に寄った「南風」というインドネシア料理の居酒屋は、とても感じのいい店だった。隣の席では、小さな女の子が二人で掛け算九九を唱えていた。変わったBGMになった。エビとアボガドのサラダを頼んだら「分量がかなりあるのでハーフサイズにしてはどうか」と提案してくれた。中々気が利いている。詳しい事情はわからないが、レタスがハーフサイズにできなかったとか言って、値段はハーフサイズ分でサラダがドバッと盛られて来た。得をした気分だった。

ライブハウスに入るとまた別の小さな女の子たちがいた。茨城県石岡市の祭りのゲストに遠藤賢司さんが出る、というので観に行ったことがある。ウクレレがメインの曲になると子供たちが寄ってきたのを思い出す。ウクレレは人の警戒心を解くところがある。何とも素晴らしい楽器だ。

矛盾するようだが、勝さんのコンサートは、ルパン三世のテーマでスリリングな幕開けとなった。かっこいい。次の曲はマイケルジャクソンのスリラーだった。勝さんは、ウクレレを叩いてリズムを刻みながらバッキングのリフレインを弾き、足下のエフェクト装置に録音して、それをリピートさせながらリードパートを弾き鳴らす、という神業をやってのけた。「すごいことやってます」という雰囲気をおくびにも出さず、さり気なく演じて見せていた。本当に来てよかった。酒がすすんだ。足で操作する録音のタイミングが少しでもズレたら、おかしなことになってしまっただろう。演奏だけでなく、よく伸びるヴォーカルもよかった。ソロライブはまだ3回目ということだが、今後は見逃すことができない。

ギターヒーロー

紅白歌合戦のサプライズゲストに矢沢永吉が登場した。チャンネルを替えてすぐだったので、驚いた。更に驚いたのは、脇で山本恭司がギターを弾いていたことだ。携帯電話で検索してみたら、この二人は、もう何年も前から何度も共演しているようだ。知らなかった…。ロックとかそういうものがどうでもよくなってから何年にもなる。しかし、二曲の演奏の間、恭司のアップは一度もなかった。まったく酷い扱いだ。

実のところ、山本恭司に特段の思い入れはない。私にとってのギターヒーローゲイリー・ムーアと、うじきつよしだった。雑誌の写真で見かけた"nobody gonna stop my fingers"というギターに貼られた文字を真似してみたりもしたものだ。うじきが活動を辞めた理由がサッパリわからない。やまとゆうも勝誠二も現役バリバリだというのに…。

うじきつよし率いる子供ばんどは、"hungry boy"というアルバムで一つの頂点に達したように思っている。詳しい事情は知らないが、メンバーが一人抜けて、三人編成で制作された作品で、むしろ何かフッ切れたような清々しさがある。"fallin' rain"という淋しい曲があるのだが、過剰な情緒の押し付けがないところがとてもいい。東君平の絵本のような味わいだ。以降の子供ばんどは「思うところのある」サウンドになっていき、半ズボンの男の子の姿が消える。

俳優としてのうじきつよしも決して悪くはない。「最後の戦犯」というNHKのドラマで彼が演じた労働組合のリーダーは素晴らしかった。作品全体もよくできていた。数ヶ月前に実際に戦犯だったという父親と戦地を訪ねるドキュメンタリー番組でみかけたのが最後になる。彼にとって「思うところのある」時代がしばらく続くのだろうか。

還暦あたりでフッ切れたとして体が動くかい。ファンの身にもなれよな。ハハハ…。

新型ポメラ買わずして

junks22009-11-29

キングジムポメラは文章作成に特化した電子ツールである。パソコンのような起動時間が要らず、スイッチを入れるとすぐに動作する。画面とキーボードを折り畳むと文庫本大になって上着のポケット等に入れて持ち歩けるらしい。前々から気にはなっていたが、来月頭に新型が出るらしい。007の小道具のようで物欲をそそる。

紹介記事を読んでいたら、改良点として、作った文章をQRコード化して携帯電話に読み込ませる機能が付加されたらしい。面白い。私はかなり頻繁に携帯電話で撮った写真をパソコンに移したり、パソコンで作った文章を携帯電話に移したりする作業の為、データカードを酷使していたので、携帯電話のカードスロットがバカになってしまっている。けれども、新型ポメラなら、今の携帯端末のままで、作った文章をどんどん読み込むことができるだろう。私の職場にはネットが接続されているが、月々数千円でも馬鹿にならないので、自宅では何年も前から携帯電話のみでインターネットにアクセスしている。新型ポメラは、そのようなネット環境の私にとってmixiの日記やブログの更新に大変有用で、文章を撮影して取り込むという作業も面白いには面白いが、それだけのことに約2万5千円とは、いかにも無駄なような気がする。一つのQRコードに全角400文字が限度というのも面倒だ。長い文章の場合、複数のQRコードを連続して読み込む必要がある。

ここまできて、「はは〜ん」と気が付いた。確かネット上にQRコードを作成するソフトがタダで転がっていた筈だ。長いこと「だから何だ」と思っていたが、それを使えば、パソコンで作成した文章が携帯電話で読み込める。早速試してみた。なかなか快調だ。限界の400文字読み込みにも成功した。こんなにキメの細かいQRコードは初めて見た。何やら必死に頑張っているようで微笑ましい。

私の勤務先は中小企業なので、個別のメールアドレスは割り振られていない。ビジネス上必要な場合、名刺にプライベートな捨てアドレスを手書きで書き加えている。社のドメインと一致していないものを堂々と印刷するのもおかしな話だ。しかし、そのアドレスのQRコードのスタンプを作っておけば違和感も無いし便利だろう。セールスマンや議員なら名刺の中の1cm角に原稿用紙1枚分のメッセージがスマートに載せられるのではないだろうか。



勝間和代の右腕

勝間和代に飼われている夢をみた。映画「プリティウーマン」の逆パターンのようなリッチでおしゃれな生活。その代償として、私はスクールを幾つも掛け持ちして、アメリ会計学の猛特訓を受ける。一刻も早く彼女の右腕になる必要があるのだ。スクールからスクールへニューヨークの地下鉄を駆使して移動する。ハードスケジュールで睡眠不足が常態化しており、「四街道を寝過ごしてしまった。物井から歩こう。」などと考えているが、ニューヨークの筈じゃなかったのか。

講義の内容は、どうにもチンプンカンプンだが、複数のスクールを掛け持ちしている為、一部内容が重複していることに気が付き、おおげさに「はは〜ん」という反応をしてみる。隣の席でノートをとっている和代の目を意識してのことだ。現実の彼女にそんな時間的余裕はないだろう。

レストランで朝食だか夜食だかを和代と楽しんでいると、彼女の政敵と思しき刃物のようなブロンド美女が通り掛かり、腹の探り合いが始まった。ゲームの名前もルールもわからないのでボーッと聞き流していると、不意にブロンドから「無口ね、彼。」と水を向けられた。「寝起きなもので失礼した。和代はとてもよくしてくれるので私は満足している。」と英語で答えた。寝起きというのは物井まで寝過ごしたことを念頭に置いていたのだが、ブロンドは勝手にセクシーな意味に取り違え、「ワオ」という顔をして私と和代を交互に眺めた。和代は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。私はかなりの高得点を上げたらしい。ビギナーズラックに味を占め、私はそうした会話の技術を磨くのだろう。そしていつの日か、そんな自分を嫌悪するようになるだろう。夢でよかったのかもしれない。このチャンスを活かしてこの女を踏み台にしようというような発想が一切出てこないところが情けないというか、何というか…。

久しぶりに「サンセット大通り」のDVDでも借りに行こう。最近は500円で売っているのだろうか。

BLOG BLUESさんよりのコメント

BLOG BLUESさんからコメントが届いた。私のブログには8つのミラーサイトがあり、メイン以外で楽しんでくれている方々の為に全文を再録する。メインにしているyaplog!よりもアメブロやgooの方がアクセス数が多いのはどういう訳なのだろうか。私とBLOG BLUESさんの愛の交歓を大勢の皆さんに楽しんで頂けて幸いである。

いずれにしても、本格的にブログに取り組んでいる人は、複数のミラーサイトを持つべきだろう。様々な工夫の効果がサービス提供会社の事情で反映されないのは勿体ないことだ。

【引用開始】

TBどうもです。あなたは、僕のストーカーですね。そんな人とは、お付き合いできない。これで最期(ママ)にします。

何度も言うが、断じて、僕は、あなたのアクセスを拒んでいない。論より証拠。あなたは、TBもままならないと言っていたが、ほらね、すんなり通ったでしょ。もし、あなたが、僕のコメント欄に投稿して掲載されなかったら、それは、システムの不具合だ。僕には、どうしょ(ママ)もない。

何度も何度も何度も言いますが、僕は、嘘と卑怯は大っ嫌いなんだ。あなたの懇意にしている「ぶさよでいっく」に確かめなさいよ。で、確かめた結果、あなたが間違っていたら、素直に、謝罪訂正せよ。そして、「おっはー」のところでの虚言についても、謝罪訂正せよ。

あなた、それが、できますか。

お尋ねの件ですが、それを質すことができるのは、「超左翼おじさんの挑戦」と、議論に参加していたコメント投稿者の方だけだ。議論に参加してなかったあなたには、その資格がない。彼らから質すコメントがあれば、もちろん、正々堂々答えるさ。

でも、まあ、特別におまけして、答えて進ぜよう。「超左翼おじさんの挑戦」をはじめ、議論に参加していたコメンテーターは、ひとかどの人々だ。僕のコメントが、揶揄などではなく、貴重な問題提議であったことは、「素人の乱」を識っていればソッコー理解できることだ。で、言うまでもなく「超左翼おじさんの挑戦」は、「素人の乱」を識っている。あれこそが「超左翼」だろうと言う僕の感想は、的を得た(ママ)ものであったろう。

もう何度も言いつづけて草臥れた。これが最期(ママ)だからね。僕への反論は、僕のブログで承る。あなたも一人前の人間なら、正々堂々の態度を示せ。明らかな虚言は、今すぐ謝罪訂正せよ!分かりましたか。繰り返す。これが最期(ママ)だ。それが、できなきゃ、今後一切、ソッコー削除だ。これが「BLOB(ママ)BLUES」のやり方だ。ほらね、宣言通りでしょ。では。

【引用終わり】

明日は仕事が休みなので、このコメントを様々な角度から検証してみようと計画している。私は罵倒表現など一切用いていないのに、BLOG BLUESさんは、私をストーカー呼ばわりしている。大いに遺憾である。ニフティサーブ等のパソコン通信時代から、いろいろな人とやり取りをしてきたものだが、BLOG BLUESさんのように罵倒表現に走る余裕のないタイプは例外なく私の前に屈服することになるだろう。

次回予告編として興味深いサンプルを示すことにする。

http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_c984.html

リンク先のサイトでは、BLOG BLUESさんに好意的な人物ですらコメント投稿ができなかった、と嘆いている。フルオープンが詐称であることは明白なのである。彼が「嘘つき、卑怯者は嫌いだ」と言う度に、自分で自分の首を絞めることになる。BLOG BLUESさんはそのことを指摘するコメントをした者に向かって「次からは削除だぞ」と恫喝を繰り返している。たいした平和主義者がいたものである。実際。

BLOG BLUESさんからのコメント

blog bluesさんからコメントが届いた。私のブログには8つのミラーサイトがあるので、記事として再掲する。

【引用開始】

こんばんは。TBどうもです。何度も言ってるはずだ。僕のところはフルオープンだ。疑うなら、あなたが懇意にしてる「キンピー」や「ぶさよでいっく」に確かめられたい。

なぜ、あなたは、僕のブログで、僕を批難しないのか。答えは、明白だ。あなたは、僕への反感だけでものを言っている。事実に基づいていない。だから、僕に正対できない。自らの言に責任を持つなら、正々堂々、僕と正対せよ!

もし、僕が、あなたの言う通り、卑怯未練な男なら、僕は、僕の属す左派・市民派ブログシーンで相手にされなくなる。憚りながら「BLOG
BLUES」は5年間つづいている。「フルオープン」「嘘と卑怯は大っ嫌い」と常々公言し、多くの読者の根強い支持を得ている。ありがたいことです。

僕は、史上最も有名なマルクス箴言を信じている。「文は人なり」。僕の言が誠か、あなたの言が誠が。読者が判断することだ。

【引用終わり】

残念ながら彼は、私の記事を読んだにもかかわらず、またしても本筋でない部分に限定された回答をよこした。blog
bluesさんは自分で「スパム防止にガードをかけている。コメントの削除も行っている」とハッキリ明言している。これを受けて私も「少なくとも『フル』オープンとは不当表示だ。」と述べている。何らセキュリティすら施していない私のブログのような形こそ「フルオープン」と呼ぶに相応しいのである。誰でも、何時でも、自由に書き込みができて、決して削除などされないブログが真正のフルオープンである。親しい仲間と馴れ合って認めさせた「フルオープン」など看板に偽り有り、羊頭狗肉に過ぎない。

>正々堂々、僕と正対せよ!

私は9つのブログを通じて、blog bluesさんと、この上なく正々堂々と対峙している。話題を逸らしてごまかそうとしているのはblog
bluesさんの方である。

この9つのブログは、EメールのCC機能を利用して投稿しているので、さほど面倒ではない。試みに「blog
blues」「正気」というキーワードで検索してみよう。サーチエンジンを変えても9つのうちのどれかが引っかかることだろう。私にはITの知識などないので、サーチエンジンがどのような基準で検索しているのかはわかからない。よくわからないものを、よくわからないままに、トライ&エラーで傾向を分析し、何だかこんな風みたいだな…というように利用するのが保守思想っぽく感じて、私はこのやり方が気に入っている。

さて、本題です。逃げてばかりいるblog
bluesさんに質問しよう。かのブログで、非礼を詫びるコメントにおいておちゃらけてみせたり、他の投稿者を揶揄したことについて、一体どのように考えているのか。

1.指摘の通り恥ずべき態度だ。一言も無い。
2.それが私の性格だ。謝罪したという形さえあればよいだろう。
3.都合が悪い点には触れないで欲しいものだ。黙秘する。

1.2.3.のどれですか。さあ、ハッキリと答えて下さい。blog bluesは腰抜けでないところを見せて下さい。